道乃絆、待望の再開。

長い休業期間を経て、4月7日に道乃絆が再開しました。

簡潔に言うと、当分の間は夜営業のみになります。

 

4月7日は17時30分開店でメニューは油泼面15食、青海面片5食、过桥米线5食でした。

 

しかし、予約開始すぐにこのメニューは予約で埋まりました。多くの道乃絆ファンが待ちわびていたこともあり、これは当然であると言わざるを得ません。

 

来店時にはすでに売り切れ、ということもあるのでプランBを用意して来店するようにしましょう。

 

今後は継続的に営業する予定ですが、突然の変更もあるかもしれません。

また、最新の情報が入り次第確認します。

 

 

道乃絆の近況

ショートノーティスになりますが、道乃絆はしばらく休業してます。

先ほど、最新の情報が老板から伝えられました。

 

老板によると、向こう数日の間に営業できるよう準備するとのことです。

営業再開の前に連絡が来るので、また新しい動きがあり次第更新します。

 

イギリスに10年住んでても

珠海出身の友人らと四川料理の店に行った。

自分の都合で彼らに先に食べ始めてもらうことになり申し訳なかったが

合流後は会話が弾み楽しい時間を過ごしていた。

 

いつものように箸が止まらないほど好きな、しびれる辛さの効いた牛肉の菜をタイ米で中和して食欲に応えていた。

隣席に一人客が来店した。彼は何か言いたそうに注文後こちらの卓に視線を向けていた。嬉しくない秋波のような感じ。

話が盛り上がりこちらの卓が笑っているのを、何を思ったか突然自分に話しかけてきた。他人とはいえ話しかけられたら第一声は丁寧にという姿勢にうまみを知ってかどんどん質問してくる。

「何人?何歳?何勉強してるの?」など。彼曰く、香港出身で刑務所の職員として働いているという。「日本人は逮捕されないよ。中国人も。日本人は中国人と同類の血が流れているから。基本的にアジア人は逮捕しない。問題なのはそれ以外のイギリス人だよ。だめ。日本人は優秀で頭がいいから悪いことしない。」

私はこの時点で悪寒を感じた。

「日本人はすごい。俺は特にこれが好きなんだ(切腹ジェスチャー)。この精神を君も持ってるか?素晴らしいから意識したほうが良いよ。(以下略)」

というような感じで話しており、私は瞬間的に話したくないと思った。

 

こちらの卓で話をしたいので、返答をした瞬間友人に他の話題を出し話すことでいったんは一人客を蚊帳の外に。

 

友人の一人は両親中国出身だがイギリス育ちというバックグラウンドをもっている。彼はイギリス国内の大学を卒業し現在働いている。彼の弟は15歳にしてグラフィックデザイナーとして学業の傍ら、月8万円ほどを稼いでいるという。ドイツで開催された国際ビジネスコンペティションにも招待され家族分まではすべて宿泊費・食費がカバーされるという待遇。現在は会社も立ち上げ将来が楽しみという話をしていた。

「彼は第二の马云(ジャックマー)になるんじゃないか」という私の発言を聞き違えた日本人の友人は「毛沢東?」と小声で真面目に私に聞いてきた。これを他の2人の友人が聞くと、卓は笑いの渦に。

笑いが収まったと同時に珠海出身の友人が「毛沢東についてどう思う?」と聞いてきた。私は「良い悪いは抜きにして、彼のリーダーシップ・カリスマ・パワーは目を見張るものだと思う。」と応えた。中国アイデンティティがある2人は概ね同意。

ところが、隣の客がこれに反応。機をうかがって会話に入り込もうとしていた。

「若者よ、それは違う。毛沢東は良い人物ではない。(以下毛沢東の良くない点の羅列のため中略)。だから毛沢東は良くないんだ。」

さらに「知ってるか?今の中国は全然だめだ。もうこれが蔓延してる(テーブルのしたで賄賂のポーズ)。賄賂がすべてを決める国なんだからもう終わっている。」

我々が賄賂はどこでもある、と言おうが耳の穴がなくなったように頑なに話を続けてきた。

「中国ではなく、若者よ。日本は素晴らしいのである。日本は最高。(よくわからない日本が良い理由をつらつらと、たまに何を言ってるか分からない。)」

 

「あ、あと韓国は日本の敵だろ?韓国は日本よりも全然だめ。頭が悪い。日本は韓国や中国よりも段違いに良い。」

 

毛沢東の話に割り込んできたときから、もうたくさんだ、となっており私たちはシニカルに仰々しく「賢明な言葉をありがとう」と繰り返すが、まるでトランプ大統領のようにテキストをテキストでしか捉えない。

 

何とかこちらの卓のみで盛り上がるような話題で流れを断つことができた。

 

隣の客が意見を持つことは否定しないが、それを公の場で口に出して言うのは憚られるべきだと思う。特に、中国というあいまいな大きいイメージについてきつい口調で批判するのは無礼の度が過ぎていた。中国という大きなくくりで悪口を言われて中国アイデンティティの友人はもちろん気分がよくなかっただろう。(彼ら曰く、ああいう人は気にしないほうが良い、と業をわきまえていた。)なにより、中国を悪く言い日本を良く言うという相対的な賛称は全くうれしくない。隣客の主語が大きすぎて親しい友人が攻撃されているように感じ気分は良くない。

自分は攻撃してくるような人と話しても、こういう考え方の人もいるのかと考えそれに引きずられることはほとんどない。しかしこのときは少し異なり、友人のことを慮りたくなった。

 

イギリスという彼にとっては外国に10年住んでいようが他の国やアイデンティティを持つ人、まとめて言えば自分と違う要素を持つ人を尊重することができない人はいる。他国に住んで、”異なる人”と交流しても寛容性が皆無の人はいる。

 

常に礼儀をもって相手を尊重できるようにありたいと思う夜だった。

まあでもそういう人もいる。

 

 

トビタテの今後

トビタテは2020年に佳境を迎える。

この海外留学支援制度は2014年から2020年まで、という形でスタートした。国内奨学金のなかでも給付型でありその額もトップクラスである。

 

学生にとって非常に良い奨学金であることは間違いないが、2020年以降のトビタテがどうなるのか公式にはまだアナウンスされていない。2020年以降については様々な議論・制度設計がされているという話もあるがここでは述べない。

 

今回はトビタテOBOGがどうするべきか、ということに焦点を当てる。もちろん以下の内容を行うか否かは個人の自由である。

これまでトビタテの財源は民間企業・団体・個人の中でも主に企業からの協賛金から拠出されていた。トビタテの理念に賛同、将来の日本のために、という思いで協賛してくださる企業が多いが近年は新規協賛が得られにくくなっている。トビタテのファンドレイジングをしている方々がすでに協賛をお願いできそうなところはすべて足を運んでくださったという。

今後は個人からの寄付が伸びなければトビタテの財源確保は難しい。また個人からの寄付の中でも特に重要なのがトビタテOBOGからの寄付である。

アメリカの大学ではOBOGが大学に多額の寄付をすることは有名である。これと全く同じようにトビタテのOBOGが寄付をする必要がある。卒業後、就職・起業したOBOGの中にはすでにマンスリー寄付を始めている人も出てきている。この動きは今後加速していかなければならない。2014年にトビタテが始動しており、当時大学3年生がトビタテ生の平均年次とすると1期生の半分ほど(適当な予想)は就職後3年ほど経ったといえる。(平均給付額は150万円)今後就職して社会で働くトビタテ生は増える。研究者をはじめとするアカポス、企業勤め、企業など多くの進路に進むはずである。人によって受給額は違うが余裕がでてきたらトビタテに寄付(返還)を進む動きが当たり前になると良いだろう。自分も受給額を上回る額を返還したいと考えている。返還し終わるころにはトビタテが形を変えているかもしれないが必ずやりたい。

もちろんお金を産むために留学するわけではない。しかし、卒業後少しでも多くのトビタテ生が返還することが望ましい。まだ学生であるので大きなことは言えないが最終的にはトビタテで企業からの協賛金をトビタテOBOGからの寄付金が上回ると非常に良いサイクルができたといえるだろう。トビタテへの還元がもちろんお金だけである必要はなく、どのようなチャネルでもトビタテ生はトビタテに還元することが望ましい。

そのような意味でもすでにマンスリー寄付をされている先輩は尊敬してもしきれない。楽しみながら留学の機会費用を大きくできるようにしたい。

 

トビタテについての概要・公式HPを掲載しましたのでもしご賛同いただける方は寄付してくださると非常に有難いです。(ふるさと納税も利用できます)

www.satofull.jp

 

 


(トビタテ!留学JAPANとは)
トビタテ!留学JAPANにかける想い
日本は解決が急務とされる様々な重要課題を抱えています。例えば少子化の進行により、2060年には生産年齢人口(15歳以上65歳未満)は全人口の半分にまで落ち込むと言われています。さらに、国際競争力の著しい低下も無視できません。予測困難な世界情勢の中、グローバル化の波を乗り越えるには、若いうちに海外に出て視野を広げ、世界の人々と互角に渡り合えるグローバル人材の育成が不可欠です。

トビタテ!留学JAPANの意義
選抜された奨学生はグローバルリーダーを目指すだけでなく、日本の魅力を世界に発信するアンバサダー、留学の意義を伝えるエヴァンジェリストとしての役割を期待されています。このプロジェクトを通じて、多様性に富む真剣な若者たちの留学が日本の産業界に貢献し、社会の隅々に大きなインパクトをもたらすことを私たちは信じています。

www.tobitate.mext.go.jp